<CD>謡楽舎 -yorakusha-
ギター、三味線:天満俊秀
フィドル、胡弓:天満智恵子
TABレーベル『サウス・ウィンド』でお馴染み、アイリッシュ・フィンガースタイル・ギターを得意とするギタリスト天満俊秀と、妻の天満智恵子との新しいユニット「謡楽舎」のファーストアルバムが発売になりました。
大阪から宮崎県高鍋町に移住し、就農に転身した天満氏。「音楽」のルーツを土地に根差した「農業」に見出す信念を胸に、新たな境地の意欲作です。郷愁を誘う美しいギターと日本の和を求めて新たに三味線にもチャレンジ、一方智恵子さんは、長年培ったフィドルの腕前と珍しい和楽器、胡弓も披露する初レコーディングとなります。
アイルランド、スコットランドそして日本の民謡を、フィドル、ギター、胡弓、三味線、和洋の楽器で綴る、懐かしい風景が見える情感溢れるデュエットをお楽しみください。
【収録曲】
1. Down by the Salley Gardens
2. 故郷の空
3. Bonny at Morn
4. As the Sun was Setting
5. 稗搗節
6. 越中おわら節~こきりこ節
7. 黒田節~さくらさくら~即興
8. 蛍の光
9. Danny Boy
<天満俊秀>
ギター奏者として、アイルランド民謡を中心とした演奏活動、音楽誌への寄稿を行い、CDや楽譜集などの出版物も手掛けるが、20年間の音楽活動の中でしだいに農業や農村の暮らしに関心を持ち、宮崎県立農業大学みやざき農業実践塾で1年間の研修を受け、宮崎県高鍋町にて就農。農業を営みながら演奏活動を行っている。
<天満智恵子>
大阪音楽大学でヴァイオリンを専攻するが、アイルランドの伝統音楽に出会いフィドルへ転向し同大学を中退。アイルランドにて伝統音楽のフェスティバルに参加しアイリッシュの名フェドラー、ジョン・カーティ氏よりフィドルを学ぶ。胡弓は本田麻優美氏に師事。宮崎県都農町の農家で1年間の農業研修を受け農作業に従事しながらフィドルを探求している。